ここでは、インタラクティブ動画ツールを教育目的・教育現場で活用した事例と導入時の注意点、チェックしたい機能などについてご紹介します。
ズーラシアで飼育されている動物たちについて、楽しく学べる動画です。興味のある動物のアイコンをタップすると、その動物に関するクイズが出題されます。
簡単だけど意外に知らない動物の情報を楽しく学ぶことができます。ズーラシアを訪れる前にチェックすると、より楽しく見て回れそうです。動画内にはTwitterへのリンクが貼られており、リアルタイムの情報をチェックできます。
映像・WEB制作会社であるトランス・デュースが提供するインタラクティブ動画制作サービスです。コンテンツ制作から課題解決まで幅広く対応しています。
ファッションマネジメント専攻の学生の研究内容を1分間の動画にして、そこにTigを設定。Tigの集計結果とヒートマップを使って、自分と他人の興味対象に関する比較検証を行いました。
服飾業界で仕事をするためには、服飾だけでなく、実際の仕事で必要なマーケティングや販売、デジタルを駆使した仕事法などについての知識が必要ですが、専門学校の生徒達の中には、そういった知識を持たずに卒業して苦労する学生が少なくありませんでした。また、Tigのヒートマップ機能を使ってみたいという興味もありました。
デジタルマーケティングの一例としてTig動画を授業に取り入れました。意図的に動画に触るという行為を通して、お客さんが動画を視聴する際、どういう箇所に興味を持つかというマーケティングや販売に役立つ視点を養うことができました。
自社開発の技術で、ニーズに柔軟に対応してくれる動画作成プラットフォームです。
楽しく何度でも学べるように、3名のユニークなキャラクターの講師が登場。好きな講師を選択し、インタラクティブなクイズ形式で学び進めることが可能です。
企業や自治体を対象に、健康増進をサポートするセミナーを行っており、その一貫として、野菜を摂ることの大切さや食生活改善について楽しく学び、行動変容を促せるようなeラーニング教材を開発しました。
自分の好きなキャラクター講師を選べる仕組みが受講者から好評です。視聴完了率も高く満足しています。動画の途中で質問が出てくるなど、対面式のセミナーで実施していたことがWeb上でも再現でき、狙い通りでした。
動画の企画制作からWebサイト制作・運用・システム開発など、企業課題を解決する動画サービスを提供しています。
大学の理事長、学長に加え、全三学科それぞれの在学生へのインタビュー動画で構成されています。ボタンをタップすることで、興味のある人のインタビューを視聴できます。
2018年に新設された長野県立大学。大学に対するイメージがまだ学生に浸透していない中で、"攻める人材を育てる大学"としてのイメージを伝えるため、ブランディング動画を制作しました。
"攻める"というキーワードを活かしたオリジナルのタグデザインを設定するなど、世界観を壊さずに大学の魅力を訴求できる動画が実現しました。
非常に多くのWebメディアやアプリに対して動画広告を配信できるインタラクティブ動画制作プラットフォームです。
各ポイントで映像が停止し、注意喚起を行ったり、質問が投げかけられたりするなど、さまざまな仕掛けが施された動画です。
医療従事スタッフが手術前の準備を正しく行えるようにサポートする教育動画です。動画内にはチャプターも表示されているので、分からなかった箇所に戻ってもう一度学習し直すことも可能です。
インタラクティブ動画を簡単に作成できるツールです。14のインタラクションをはじめ、多彩な機能が備わっています。
小学生・中学生・高校生それぞれの授業風景や日常の様子、実績、料金などをチェックできる動画です。
コロナ禍で気軽に学習塾見学ができない中でも、自宅にいながら塾の雰囲気をチェックすることが可能です。興味のあるボタンをタップすることで、効率よく情報を入手できます。
企業のDX推進をサポートしてくれる動画配信プラットフォームです。視聴者のインタラクションによる興味関心データの取得が行えます。
電子紙面上の気になる箇所をタップすると、「ストック一覧」にストックできます。わざわざ検索しなくても、詳細情報や動画、地図情報などをすぐに調べることが可能です。
コロナ禍でオープンキャンパスが中止されたことを受け、学生の直接訪問に代わる新しいサービスを模索。オンライン上でのWEBオープンキャンパスの実施、また、学生に配布する学科と研究室紹介のパンフレットをデジタル化するため、「TIG Magazine」を採用しました。
単なる学科紹介のパンフレットではなく、パッと見て学生が興味を持ってくれるようなものを作成しました。従来の印刷や運搬コスト、廃棄や管理コストが飛躍的に削減できるうえ、ヒートマップを含むさまざまな分析機能の活用にも期待をしています。
Tigをベースに開発されたデジタルマガジンです。編集時間30分程で誰でも簡単に作ることが可能です。
一つの動画内で複数のストーリーや仕掛けを楽しめる機能です。ユーザーがボタンを選択することで、興味のある動画だけを効率的に視聴できます。
動画内にタップポイントを設定し、ポップアップでウィンドウを表示させる機能です。テキストや画像・ボタンを表示して、用語の解説や関連リンクへの遷移を行ったり、任意のWebサイトを表示させたりすることも可能です。
動画内の設問をタップすることで、アンケートに答えてもらうことが可能です。機能を活用すれば、感想や学習の習熟度を測ることができます。
インタラクティブ動画にはさまざまな機能があります。アンケート機能やポップアップ機能など、目的に合った機能を活用することで、より効果の高い教育コンテンツを作ることができるでしょう。
こちらのページでは、活用目的に合ったおすすめのインタラクティブ動画をチェックすることが可能です。ぜひチェックしてみてください。
教育現場でも、インタラクティブ動画の活用が進んでいます。
その一つが、学校紹介です。学校内にある施設や授業風景、教育方針、大学などの専門科の内容など、紹介したい内容が非常に多いため、「動画内で伝えきれない」「動画を最後まで見てもらえない」といった悩みを抱える担当者様も多いようです。インタラクティブ動画なら、一つの動画内で、視聴者の興味に合わせて伝える内容を変えることができます。
導入の際に注意したいのが、運用方法です。どんなに便利なツールでも、大がかりな機材や専門知識が必要となると、活用頻度が低下してしまいます。
インタラクティブ動画は一度作って終わりではありません。分析機能を活用してこまめに改善・更新を行うことが大切なので、IT知識のないスタッフでも利用ができる、SNSに投稿してある動画を再利用できるなど、負担感なく簡単に利用できるサービスがおすすめです。
インタラクティブ動画を導入する方法には、インタラクティブ動画作成ツールを利用する方法や、制作会社に依頼する方法などがあります。動画作成ツールの中には、企画・制作から配信後の効果測定までをトータルにサポートしてくれるサービスもあるので、自社のニーズに合わせて選びましょう。
インタラクティブ動画を導入するためには、まず、動画を作る目的やターゲットを明確にしなくてはなりません。その上で、台本やデザイン、素材などを作成していきます。動画の成功は、設計・企画が多くの割合を占めています。ポップアップやダイレクトリンクなど、どんな機能を搭載するかについても、慎重に検討しましょう。
学校紹介やパンフレット、教育動画など、さまざまな形で活用が進められているインタラクティブ動画。インタラクティブ動画を利用することで、より学校の魅力が伝わりやすくなる、一人ひとりに合った指導が行えるなど、さまざまなメリットが期待できます。
「他とは違う学校案内動画を作りたい」「習熟度に合わせて進められる教育動画が欲しい」とお考えの担当者様は、インタラクティブ動画の制作を検討してみてはいかがでしょうか。
【選定基準】2023年2月15日時点、Googleで「インタラクティブ動画」と検索した際に表示された全インタラクティブ動画プラットフォームを調査。Eコマースでの導入事例が多かった順に3社選定。Tig(35事例掲載)、MIL(6事例掲載)、Firework(3事例掲載)
Tigシリーズ
(パロニム社)
MIL
(ミル社)
Firework
(ループ・ナウ・テクノロジー社)
【選定基準】2023年2月15日時点、Googleで「インタラクティブ動画」と検索した際に表示された全インタラクティブ動画プラットフォームを調査。Eコマースでの導入事例としてHPに成功事例の掲載が多かった順に3社選定。Tig(35事例掲載)、MIL(6事例掲載)、Firework(3事例掲載)
(※1)(※2)(※3)2023年4月時点、それぞれ公式HPにて