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インタラクティブ動画のメリット

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ここでは企業がインタラクティブ動画を活用するメリットや活用シーン、動画導入の注意点について紹介します。

目次

企業がインタラクティブ動画を活用するメリット

インタラクティブ動画のメリットは、ユーザーとの双方向コミュニケーションが実現することです。従来の動画広告では一方通行の宣伝しかできませんでしたが、インタラクティブ動画ならば視聴者も能動的なアクションを行うことができ、動画に参加しているような意識を持ってもらうことが可能です。

企業がインタラクティブ動画を活用するメリットについて詳しく紹介していきましょう。

動画の途中離脱を防ぐ

スマートフォンの普及や通信環境の整備に伴い、動画を視聴する行為が日常生活で一般的になってきている昨今、視聴するだけの従来の動画コンテンツでは、途中で飽きて離脱されやすいという問題が起きています。その問題を解決するのが、インタラクティブ動画です。

インタラクティブ動画は、動画の途中でユーザーに選択肢を与えて自発的なアクションを促すことが可能です。ユーザーは「広告であることを忘れて思わず最後まで見てしまう」ことに。結果、動画マーケティングの大きな課題である「動画再生中の離脱」を防ぐことができます。

視聴完了率の向上は、そのままコンバージョンレートの改善にもつながります。インタラクティブ動画は一般的な動画広告よりも視聴時間と接触回数が増えるため、エンゲージメントを高める効果も期待できるでしょう。

競合他社との差別化を実現

インタラクティブ動画は注目されつつありますが、まだそれほど認知されていない動画形式です。従来の動画に比べれば国内の事例も少なく、インタラクティブ動画を作れる制作会社も数多くあるわけではありません。そのため、インタラクティブ動画を活用することで競合他社との差別化を実現することが可能です。

また、インタラクティブ動画を使って、ストーリー性を伴った企業独自の世界観を演出できます。

商品・サービスが飽和状態の中、ストーリーや思い、相互コミュニケーションがより求められる世の中においては、必然的に生まれたツールとも言えるでしょう。

企業からの一方向ではない動画体験ができ、視聴の没入感も向上するため、製品やサービスの内容を深く伝えることができるというメリットもあります。

詳細な視聴行動データの取得と分析が可能

インタラクティブ動画では映像の視聴継続時間はもちろん、各種タッチインタラクションに関する詳細なデータを取得することが可能です。一般的な動画と異なり、視聴ユーザーがどの選択肢を選んだのか、誘導ボタンを押したかどうかなど、ユーザーが動画内で踏んだアクションを細かく可視化することができます。

詳細なデータはマーケティング戦略に使用することが可能です。問題点が明確になることによって、より戦略的な改善策を立てやすくなるでしょう。

インタラクティブ動画の活用シーン

インタラクティブ動画は、以下のようなシーンで活用されています。

  • インタラクティブ動画を活用して、新商品の発表会を兼ねたライブコマースを実施。ライブコマースへの集客を強化するためSNSで情報を拡散。台本ありきの押し売り感が強い通販ではなく、オーガニックなライブコマースを実現しました。
  • 某結婚相談所のサービスで、婚活サービスを擬似体験できる「体験型コンテンツ」を制作。結婚相談所でよくある悩みについて男女別にピックアップして動画に追加しました。動画の最後には、外部リンクボタンを設置して来店予約へ誘導も。
  • 熊本県で、世界中のくまモンファンが楽しめる地域PR動画を制作。タップやクリックをすることでさまざまなストーリーをくまモンと一緒に楽しめ、最後まで視聴したら別の分岐のストーリーも楽しめるような工夫がされています。
  • サッカーチームのスタジアム周辺の楽しみ方を紹介する動画にインタラクティブ動画を導入。動画の中で気になるところがあれば長押しするだけで情報をストックすることができ、詳細情報を確認することが可能です。
  • 建設現場で安全対策を紹介するための研修動画を導入。学習したい内容をタップすることで、ピンポイントで必要事項を学ぶことが可能になりました。複数の言語に対応しているため、日本語が分からない場合でも大丈夫です。
  • 学生の地元企業への興味関心を高めるインタラクティブ動画を作成。業界情報動画や市内企業の紹介動画などによって、学生が気になる瞬間を逃すことなくシームレスに情報へと誘導可能に。新たな採用DXを実現しました。
  • オンラインサービスを分かりやすく説明する動画を導入。目次画面に表示される4つの選択肢からひとつをタップすると次の画面へ。説明パートでは「よくある質問」をポップアップとして入れ、タップすると詳細情報を見ることができます。
  • 動物園で飼育されている動物について楽しく学べるインタラクティブ動画を導入。興味のある動物のアイコンをタップするとその動物に関するクイズが出題され、意外に知らない動物の情報を楽しく学ぶことができます。
  • ファミリー層に人気の施設でPR動画を制作。外国人観光客が増加していることから、日本語のほかにも繁体字や簡体字、韓国語、英語に対応しています。分析の結果、視聴中ひとりあたり3回ほど動画に触っていることが明らかになりました。

インタラクティブ動画導入の注意点

多くの効果が期待できるインタラクティブ動画ですが、活用における注意点もあります。特に注意が必要なのは、仕掛けが多すぎてユーザーに「あざとい」や「うっとうしい」と思われないようにすること。仕掛けによって驚きを与えることができるのは事実ですが、度を過ぎるとユーザーに嫌悪感を持たれてしまう可能性があります。

一度でもマイナスイメージを持たれてしまうと、ユーザーはその会社の動画を視聴しなくなります。それだけにとどまらず、SNSなどでマイナスイメージを拡散されてしまえばブランドイメージが低下してしまうことも。インタラクティブ動画は効果が高い分、慎重に設計する必要があります。

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インタラクティブ動画に乗り遅れないために

インタラクティブ動画は、まだそれほど身近なものとは言えない存在です。しかし、スマートデバイスの普及や動画プラットフォームの進化によって、今後ますます浸透していくことが予想されます。マーケティングにおいて、欠かせない存在になるインタラクティブ動画の動向から目を離さないようにしましょう。

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編集チームまとめ

インタラクティブ動画はメリットが多くあり、さまざまなシーンで活用できることがわかりました。しかし、度が過ぎてしまうとあざとく見られてしまう危険も。これから期待値の高いインタラクティブ動画だからこそ、実績豊富な企業にサポートしてもらうことが大切です。

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【選定基準】2023年2月15日時点、Googleで「インタラクティブ動画」と検索した際に表示された全インタラクティブ動画プラットフォームを調査。Eコマースでの導入事例としてHPに成功事例の掲載が多かった順に3社選定。Tig(35事例掲載)、MIL(6事例掲載)、Firework(3事例掲載)
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