ここでは、インタラクティブ動画ツールを研修・マニュアルに活用する方法を解説します。さまざまな事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
新入社員の研修サービスを提供していますが、コロナ禍でデモ研修を行えなくなりました。研修は無形商材のため、実際の研修内容をチェックしてからでないと検討してもらえない傾向にあります。このため、デモ研修を動画化することにしました。
動画にすることで、担当者によるバラツキをなくし、デモ研修の品質を高いラインで統一できました。また、中身や魅力が伝わりやすくなり、リードの見込み顧客への引き上げに成功しました。
BtoBのSales&Marketingを支援するテクノロジーです。インタラクティブ動画配信機能やクローズド配信機能など多彩な機能を備えています。
スウェーデンの建設現場で導入された安全対策を紹介するための研修動画です。
学習したい内容をタップすることで、ピンポイントに必要事項を学ぶことができます。複数の言語に対応しており、同一動画内で切り替えられる点もポイントです。
インタラクティブ動画を簡単に作成できるツールです。14のインタラクションをはじめ、多彩な機能が備わっています。
治療で使用したドレナージバッグや包帯などをどこにどのように廃棄するか、Q&A方式で学ぶことのできる動画です。
医療現場には、治療で使用した道具や薬などを正しく廃棄するためのルールがあります。ルールを守らないと、重大な事故やケガを引き起こす恐れがあるので、スタッフへの教育が不可欠です。インタラクティブ動画なら、自分で回答を選択しながら、しっかりと学ぶことが可能です。
インタラクティブ動画を簡単に作成できるツールです。14のインタラクションをはじめ、多彩な機能が備わっています。
社内のコンプライアンス研修にインタラクティブ動画を導入。セールスフォースと連携させて、視聴データも集計できるようにしました。
以前から、コンプライアンス研修に動画を用いていましたが、その研修動画を社員一人ひとりがきちんと視聴したのか、またどの研修項目の関心が高いのか、どの分野のテストのスコアが良いのか悪いのか、可視化できていませんでした。
タッチポイント機能やフォーム機能などにより、社員別の視聴再生時間、視聴完了時間、内容の理解度といったデータが取得できるようになり、集計、報告作業の必要がなくなりました。また、研修の習熟度に応じたフォローアップ研修も行えるようになりました。
企業のDX推進をサポートしてくれる動画配信プラットフォームです。視聴者のインタラクションによる興味関心データの取得が行えます。
初診の方、2回目以降の方などを選択して、自分に必要な内容だけをチェックできるマニュアル動画です。
2回目以降の来院者がスムーズに受付できるよう、自動受付機や自動精算機を導入。使い方をわかりやすく紹介する動画を制作しました。公式HPに掲載してあるので、初めての方も戸惑わずに操作できそうです。
企業のDX推進をサポートしてくれる動画配信プラットフォームです。視聴者がどんな操作をしたかによる、興味関心データを取得することが可能です。
「分かりづらい」というイメージがある生命保険の給付金請求の手続き方法を案内する動画です。特に、インターネットでの手続きのメリットを分かりやすく紹介しています。
給付金請求の方法として、マイページ、LINE、郵送という3種類を用意していましたが、マイページやLINE経由の手続きがなかなか浸透せず、利用率が上がらないという課題がありました。また、過去にも説明動画は公開したことがあるものの、アクセス数が伸びず、単なる動画だけでは見てもらえない、と感じていました。
マイページ経由の請求率・件数が少しずつ増えてきており、一定の効果を感じています。また、動画を見た方と見ていない方で、請求手続きの完了率が違うという傾向があり、動画を見ることで請求手続きに関する理解が進んでいるのかなと考えています。
実績豊富なインタラクティブ動画制作プラットフォームです。動画作成はもちろん、動画のレポート作成や改善などにも対応しています。
学生が制作した1分間の動画にTigを設定し、動画を一定期間公開。Tigの集計結果とヒートマップ機能を使って比較検証を行いました。
服飾業界で仕事をするためには、服飾だけでなく、実際の仕事で必要なマーケティングや販売、デジタルを駆使した仕事法などについての知識が必要ですが、生徒達の中には、そういった知識を持たずに卒業して苦労する学生が少なくありませんでした。また、Tigのヒートマップ機能を使ってみたいという興味もありました。
デジタルマーケティングの一例としてTig動画を授業に取り入れました。意図的に動画に触るという行為を通して、お客さんが動画を視聴する際、どういう箇所に興味を持つのかというマーケティングや販売に役立つ視点を養うことができました。
自社開発の技術で、ニーズに柔軟に対応してくれる動画作成プラットフォームです。
かつてのゲームブックのように、動画内で複数のストーリーや仕掛けを楽しめる機能です。ユーザーの興味に応じた動画を表示したり、Q&A形式の研修動画を作成したりと、幅広い活用が可能です。
動画内にタップポイントを設定し、ポップアップでウィンドウを表示させる機能です。ポップアップにはテキストや画像・ボタンを設置させ、用語の解説や、関連リンクへの誘導などに活用できます。
動画内の気になる情報や詳しく知りたい情報をストックできる機能です。一覧表示されるので、あとで気になったものだけチェックできます。
動画内に指定の秒数を設定し、チャプター分けをすることで、見たい箇所にショートカットで飛べる機能です。
視聴者が動画内で頻繁にタップした箇所が色や図形で表示され、視聴者がページのどこを閲覧し、どこに興味を持っているのかがわかる機能です。熟読ポイントだけでなく離脱ポイントの可視化もできるため、サイトの改善に繋げることができます。
インタラクティブ動画にはさまざまな機能があります。目的に合った機能を活用することで、より多くの視聴者の目を引くコンテンツを作ることができるでしょう。
こちらのページでは、活用目的に合ったおすすめのインタラクティブ動画をチェックすることが可能です。ぜひチェックしてみてください。
研修・マニュアルでインタラクティブ動画ツールを導入する際に、特に注意したいのが分析機能です。
分析機能を活用することで、動画とCVの関係性を可視化し、視聴者をコンバージョンに導く動画クリエイティブを実現できます。
中でも注目は、ヒートマップ機能。せっかく研修をしていても、「受講者が理解してくれたか分からない」「どこが理解できていないのか分からない」とお悩みの担当者様も多いでしょう。
ヒートマップ機能を活用すれば、受講者がどこに興味を持ったか、どこを何回タップしたかが視覚的に表示されるため、理解度に合わせて適切なフォローを行うことが可能です。
インタラクティブ動画を導入するためには、まず、動画を作る目的やターゲットを明確にして、台本やデザイン、素材などを作成しなくてはなりません。インタラクティブ動画の成功は、設計・企画が多くの割合を占めています。また、ポップアップやダイレクトリンクなど、機能を適切に設置できなければ、有効に活用できないため、慎重に検討するのがおすすめです。
準備が整ったら、いよいよ動画編集。ユーザーがストレスなくアクションできるようなUIを構築しましょう。実績豊富な提供会社なら、経験やノウハウを元に適切な提案やサポートを行ってくれるでしょう。
研修やマニュアル動画をインタラクティブ動画にすることで、研修内容の質の均一化や、受講生の理解度・習熟度の把握をすることが可能です。
理解度を確認するテストを動画内に設けたり、Q&A形式でストーリーを進めてみたり、ポップアップ機能で用語説明を行ったりすることで、活用度合いの高い研修・マニュアルを作成できるでしょう。
「社員が研修内容をどれくらい理解しているのか分からない」「社員一人ひとりの習熟度に合わせたフォローを行いたい」とお考えの企業担当者様は、インタラクティブ動画の制作を検討してみてはいかがでしょうか。
【選定基準】2023年2月15日時点、Googleで「インタラクティブ動画」と検索した際に表示された全インタラクティブ動画プラットフォームを調査。Eコマースでの導入事例が多かった順に3社選定。Tig(35事例掲載)、MIL(6事例掲載)、Firework(3事例掲載)
Tigシリーズ
(パロニム社)
MIL
(ミル社)
Firework
(ループ・ナウ・テクノロジー社)
【選定基準】2023年2月15日時点、Googleで「インタラクティブ動画」と検索した際に表示された全インタラクティブ動画プラットフォームを調査。Eコマースでの導入事例としてHPに成功事例の掲載が多かった順に3社選定。Tig(35事例掲載)、MIL(6事例掲載)、Firework(3事例掲載)
(※1)(※2)(※3)2023年4月時点、それぞれ公式HPにて