こちらでは、オンライン展示会で、制作した動画を活用することによって得られるメリットを解説しています。展示会におけるインタラクティブ動画の利用についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
オンライン上で開催する展示会イベントのことを、オンライン展示会といいます。商談を獲得したり自社商品の認知を広めたりすることが、オンライン展示会のおもな目的です。
オンラインセミナーや動画の配信、資料のダウンロード、さらには予約システムの併用など、イベント会場などで実際に開催される展示会とは異なる、オンラインならはと言える方法で自社をアピールすることができます。
オフライン展示会と比較すると、オンライン展示会のほうが、展示会開催によって得られる効果を測定しやすいです。データ分析機能が搭載されているタイプのプラットフォームを利用すれば「参加人数」「参加に至った経路」「滞在時間」「離脱率」ほか、さまざまなデータを、手間をかけずに取得できます。
ブースなどを使用して物理的にリアルに開催する展示会の場合、ブース用の飾りやポスター、カタログに加え、会場費なども発生します。すべてを合わせると、決して少なくない開催コストが必要になります。そのため、予算にゆとりがない場合には、開催頻度を高くすることが難しくなってしまうのです。
オンライン展示会のように、コストをおさえやすい開催方法であれば、高頻度での開催が可能になることに加え、場所的・地理的な制限からも解放されるので、海外からの参加者も募集しやすくなります。
動画をしっかりと視聴していない参加者に対しても、動画の「音」を通じて、さまざまな情報を伝えることが可能です。聴覚のみに訴求して情報を伝えられるのは、動画配信がもつ大きな強みだといえます。
ウェブコンテンツならではの特性を上手に活かせば、さまざまな戦略を展開することができます。搭載機能はシステムによって差がありますが、オンライン展示会でできることの主な例として、次のようなものが挙げられます。
チャット機能を用いれば、参加者と出展企業が対面で会話をすることができないオンライン展示会の問題点の解決につなげられます。参加者とリアルタイムでコミュニケーションできるので、商品やサービスに関心を持ってくれた参加者の興味が薄れてしまわないように、その場で商談を進めることも可能です。
オンライン上で、参加者と名刺交換をするための機能です。ビジネスにおいては現在でも重要な意味をもつ名刺。けれども、オンライン展示会だと、名刺交換を物理的に行うことができず、それが機会損失の原因のひとつになってしまう可能性があります。そんなときに役立つのが、名刺交換機能です。ツールを使って、簡単に名刺交換することができます。
参加者の視聴ログデータ解析をするための機能です。参加者がどの項目をクリックし、また、クリックした項目を、どのくらいの時間にわたって視聴したかが、詳細にわかります。視聴ログを解析すれば、好まれるコンテンツや参加者の関心対象などを、より正確に把握しやすくなります。
オンライン展示会のサイトを、ECサイトなどと連携させれば、その場で参加者と商品の販売契約を結ぶことも可能になります。通常の展示会よりも、かなりスピーディーに取り引きを進めやすくなります。
この機能を使えば、パソコン・タブレット・スマホのいずれからでも、オンライン展示会に参加することができます。リモートワークやビジネス活動のオンライン化が進む現代において、場所やタイミングを問わず参加できるこの機能は、オンライン展示会の必須機能であるといっても、過言ではないはずです。
オンライン展示会にインタラクティブ動画を導入することによって、良い効果を得ることが可能です。一般的な展示会と比べると、オンライン展示会では、操作性において参加者が自由自在な動きをしにくいという問題点があります。この問題点を解決できるのが、インタラクティブ動画の活用だといえます。参加者が一本の動画を視聴しているときに、その中で、特に見たいコンテンツを選択しながら視聴を続けられるからです。
展示場・施設×インタラクティブ動画
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オンライン展示会で使用するのに適したプラットフォームを選ぶためには、次のようなポイントをふまえておくことが大切です。
プラットフォームによって搭載されている機能は異なるので、自社が必要とする機能が何であるのか、あらかじめ整理しておくようにしましょう。たとえば、オンライン展示会の開催中にそのまま商談を進めたいのであれば、ビデオ形式での商談が可能になる「ライブ商談機能」が搭載されたプラットフォームを選択することをおすすめします。
オンライン展示会開催の主な目的をふまえ、ZoomやYouTube、Vimeoなど、数ある動画配信サービスのうち、どのツールと連携させられるプラットフォームが必要であるのかを検討しておきましょう。
参加人数によって、必要なプラットフォームの規模は変わります。もちろん、大規模なものを選択すれば、少人数が参加する展示会・大人数が参加する展示会のいずれにも対応できます。ただ、大規模展示会に対応可能なプラットフォームは、やはり料金も高めです。ですので、予算が限られている場合には、目的とのバランスを考慮して選ぶ必要があります。
開催の流れを整理して、展示会の全体像をあらかじめ把握しておくことが大切です。
【選定基準】2023年2月15日時点、Googleで「インタラクティブ動画」と検索した際に表示された全インタラクティブ動画プラットフォームを調査。Eコマースでの導入事例が多かった順に3社選定。Tig(35事例掲載)、MIL(6事例掲載)、Firework(3事例掲載)
Tigシリーズ
(パロニム社)
MIL
(ミル社)
Firework
(ループ・ナウ・テクノロジー社)
【選定基準】2023年2月15日時点、Googleで「インタラクティブ動画」と検索した際に表示された全インタラクティブ動画プラットフォームを調査。Eコマースでの導入事例としてHPに成功事例の掲載が多かった順に3社選定。Tig(35事例掲載)、MIL(6事例掲載)、Firework(3事例掲載)
(※1)(※2)(※3)2023年4月時点、それぞれ公式HPにて