ここでは、インタラクティブ動画ツールをECで活用する方法を解説します。さまざまな事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
新商品「METASPEED Edge/Sky」の発表会を兼ねたライブコマースを実施。台本ありきの「押し売り感」が強い通販ではなく、コメントに応じて知りたい情報や商品への導線を画面上に表示する、「視聴者ドリブン」なエンゲージメントの高いライブコマースを実現しました。
コロナ禍で、実店舗への来店が減少傾向にあったため、デジタル施策を強化する戦略に変更。SNSライブでは購入導線の設計がしづらく、実際の売上になかなか繋がりにくいという課題がありました。
ライブコマースへの集客を強化するため、公式Twitter、LINE、各店舗のLINE、Instagram、メルマガで情報を拡散しました。上記SNSからLIVE視聴のiframeが埋め込まれた特設サイトに誘導したところ、他SNSと比べて継続的に視聴が発生。約45分のライブコマースで、なんと、平日の店舗売上1日分を上回る売り上げを達成しました。
パロニム社が提供するインタラクティブ動画ツール。手間なく簡単にECと連携して、高いCVやCVR改善を叶えてくれます。
秋の新作アイテムを見せると共に、タップするだけで、気になったスタイリングの詳細をチェックできる動画を制作しました。
アイテムだけを見ても着用イメージが湧いていないユーザーに対して、オススメのスタイリングを通して訴求出来るような動画を実現しました。「大きな動きを入れない」「スローモーションを取り入れる」「1カットを長めに取る」などの点に配慮して、視聴者がタップしやすいつくりにしました。
お気に入りボタンの設置や商品のリマインド画面などを設置することで、視聴して終わりではなく、購入へ向けた次のアクションを促しました。ECサイト上への掲載だけでなく、ワールドの公式LINEアカウント上でも配信することで、より多くの視聴者への訴求を可能にしています。
非常に多くのWebメディアやアプリに対して動画広告を配信できるインタラクティブ動画制作プラットフォームです。
visumo導入でSNSとECサイトをシームレスにつなぎ、体験価値の高いコンテンツやサイトを構築することに成功しました。
ECサイトをリニューアルする際に、売るためのコンテンツだけでなく、ブランディングや情報配信を積極的に行い、「SHIPS」を表現するサイトにすることを目指しました。その一環として、ECサイトでもSGCを表現したいと思っていたところ「visumo」を知り、導入を決めました。
簡単な操作でインスタグラム上のコンテンツを掲載できる点や、SNSとECのチャネルをシームレスに横断できるようになった点などに大きなメリットを感じました。今後は、visumoを通して得られた情報を元に、さらにパーソナライズされた顧客体験価値を提供できるようにしていきたいです。
インスタグラム投稿した写真や動画を自社サイトに掲載・活用し、購入率アップを目指せるインスタグラム連携ツールです。
ユーザーの声に応え、お客様に寄り添うサイトにするため、visumoの動画コマース機能を活用して、動画コンテンツを充実させました。
お客さまから「使用方法がわかりにくい」という声が多く寄せられていたため、リール投稿や短い秒数のHOW TO動画を商品ページに掲載しました。また、ECサイトでもタッチポイントを沢山作るべく、HOW TO動画やライブ動画のコンテンツを展開しています。
HOW TO動画は、ユーザーアンケートでも「わかりやすい」という意見がパラパラ出始めており、効果につながっていると感じています。これからも、さまざまなコンテンツでサイトを訪れる楽しさを感じてもらい、ブランドのファンを増やしていきたいです。
インスタグラム投稿した写真や動画をデジタルマーケティングに活用できるツールです。動画と商品を紐付ける動画コマースも簡単に行えます。
女性向けファッション雑誌「CLASSY」にて、配信をみながらその場で商品が買えるライブコマース「買えるCLASSY.LIVE」を開催しました。
ファッションブランド「THREE SQUARE」は、インスタライブで商品紹介をして、購入につなげていましたが、購入導線がスムーズではなく、課題を感じていました。また、雑誌の公式サイトであるCLASSY. ONLINEとブランドECサイトも別ドメインとなっており、これらをつなげたいとも考えていました。
1回目のライブコマース「買えるCLASSY.LIVE」では、同時視聴数5万人超えを記録。コメントがそれまでのインスタライブよりも圧倒的に多くて驚きました。初めての企業タイアップライブでも、ライブとアーカイブ合わせて多くの再生回数を記録するなど、非常に良い結果を出せました。
Webサイトにライブ配信・ショートムービーなどを簡単に埋め込める、動画マーケティングプラットフォームです。
ライブ配信特化型の販売チーム「TigLIVER」(ティグライバー)にて「Tig LIVE」を配信しました。
SNSのライブ配信を行っても、「紹介商品からの購入導線がなく、ライブ視聴のみで終わってしまう」「概要欄への情報入力ではUI/UXが低い」「視聴者からのダイレクトな反応が分からない」などの課題を抱えていました。
「天の声」が視聴者からのコメントを拾う形にしたところ、コメント欄が大盛り上がり。1再生につき、アイテムタップ回数は6.9回、アイテムストック回数も2回以上を記録しました。SNSライブとの結果を比較しても、商品エンゲージメントの向上や購買促進等の結果が得られたため、第2回目の配信が決定しました。
リアルストアDXを叶えるLIVEテックです。スマホとバーコードリーダーをBluetoothで接続するだけで、インタラクティブLIVEの配信が可能です。
「テレビ×配信×通販(EC)」の新しい試みとして、「MIL」を活用したインタラクティブ動画ドラマを制作しました。
地上波広告収入が横ばいの中で、今後の日本テレビグループを支えるような、今までのテレビの枠を超えたアイデア・事業が求められていました。もともと、テレビ番組の視聴から購入までの導線がシームレスではないことに課題を感じていたこともあり、「ファッション×ドラマ」の企画を提案しました。
テレビドラマを見て興味を持ったキャストのファッションを、タップするだけですぐに購入できるようにしたことで、視聴者のECサイト平均遷移率50%以上を記録。動画タップ(インタラクション)率、ECサイト遷移率、ECサイトでの新規会員登録完了率なども、相場と比較して良い結果となりました。
動画上で双方向のコミュニケーションを実現する、インタラクティブ動画を制作・運用できるプラットフォームです。さまざまな項目から視聴動向を分析し、管理画面からすぐに編集することが可能です。
動画では表しきれない情報について、画像やテキストなどで補足できます。動画上にURL情報を付与すれば、情報の深掘りや商品ページへ直接リンクすることも可能です。
動画で紹介されている商品をクリックすることで、直ぐにカートインを行い、購入が可能になる機能です。ユーザーの「気になる!」「買いたい!」気持ちをそのままコンバージョンさせられます。
ゲームのダウンロードや実店舗への訪問を促すクーポンは、「最後の一押し」として非常に有効な手段です。割引コードなどを活用し、ECサイトと連携することも可能です。
動画やLIVE配信内に、紹介する商品の情報リンクを直接埋め込むことができる機能です。アーカイブのポイントごとに商品詳細ページと自動連携できるサービスなら、わざわざ検索しなくても、シームレスに遷移できます。
ユーザーが気になった動画を簡単にシェアできる機能です。動画内の分かりやすい位置にシェアボタンを設置することで、より効果的に動画のSNSシェアを促すことが可能です。
データフィードとは、自社が保有する商品データを配信先のフォーマットに変換して送信する仕組みのこと。この機能があれば、膨大な商品情報を簡単に登録し、動画内で表示させることができます。
ECでインタラクティブ動画ツールを導入する際に、特に注意したいのが分析機能です。分析機能を活用することで、ユーザーが動画のどこをタップしてストックしたか、そこからどのくらいリンク先の情報ページに遷移したか、あるいはどこで離脱したかを可視化できます。また、動画とCVの関係性を可視化し、視聴者をコンバージョンに導く動画を実現することが可能です。
他にも、インタラクティブ動画にはさまざまな機能があります。目的に合った機能を活用することで、より多くの視聴者の目を引くコンテンツを作ることができるでしょう。
こちらのページでは、活用目的に合ったおすすめのインタラクティブ動画をチェックすることが可能です。ぜひチェックしてみてください。
インタラクティブ動画を導入する際に気になるのが、初期費用ではないでしょうか。サービスを提供する会社によって費用は異なりますが、中には初期費用0円で利用できるサービスもあるので、ぜひチェックしてみるとよいでしょう。
また、導入に伴う運用についても慎重に検討してください。どんなに便利なツールでも、大がかりな機材や専門知識が必要となると、活用頻度が低下してしまいます。IT知識のない店舗スタッフでも簡単に利用ができる、SNSに投稿してある動画を再利用できるなど、負担感なく簡単に利用できるサービスを導入するのがおすすめです。
インタラクティブ動画を導入するためには、まず、動画を作る目的やターゲットを明確にして、台本やデザイン、素材などを作成しなくてはなりません。
インタラクティブ動画の成功は、設計・企画が多くの割合を占めています。ポップアップやダイレクトリンクなど、どんな機能を搭載するか、あるいは「物理的にクリック(タップ)できるという認識が持てているか」、「しやすいか」、「促しているか」というポイントなども慎重に検討しましょう。
準備が整ったら、いよいよ動画編集。ユーザーがストレスなくアクションできるUIを構築することが大切です。実績豊富な提供会社なら、経験やノウハウを元に適切な提案やサポートを行ってくれるでしょう。
動画視聴中に、気になる商品を見つけても、「どこで買えるかわからない」という経験をしたことがある人は多いようです。インタラクティブ動画なら、ECサイトと連動させることで、「欲しい」「気になる」という気持ちをそのまま購買につなげることが可能です。
「動画CVRを上げたい」とお考えの企業担当者様は、インタラクティブ動画の制作を検討してみてはいかがでしょうか。
【選定基準】2023年2月15日時点、Googleで「インタラクティブ動画」と検索した際に表示された全インタラクティブ動画プラットフォームを調査。Eコマースでの導入事例が多かった順に3社選定。Tig(35事例掲載)、MIL(6事例掲載)、Firework(3事例掲載)
Tigシリーズ
(パロニム社)
MIL
(ミル社)
Firework
(ループ・ナウ・テクノロジー社)
【選定基準】2023年2月15日時点、Googleで「インタラクティブ動画」と検索した際に表示された全インタラクティブ動画プラットフォームを調査。Eコマースでの導入事例としてHPに成功事例の掲載が多かった順に3社選定。Tig(35事例掲載)、MIL(6事例掲載)、Firework(3事例掲載)
(※1)(※2)(※3)2023年4月時点、それぞれ公式HPにて